振付のつくりかた5
【パーツ集め】
ここまでやっと踊り自体のスタートラインに立ちました。
いきなりここから初めても良いんですが、行き詰まって最後まで振付を作れない人は是非最初の「振付のつくりかた1」から初めてみてくださいね。
「振付のつくりかた4」
で作った時間割覚えていますか?
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例
0:00 前奏
0:30 メロディー1
0:50 サビ
1:00 メロディー2
このマッピングと照らし合わせながら動きを作っていきます。
まずは
「好きな参考パーツ集め」を始めます。
「ポーズ」も大事ですが、数個の動きからなる「ムーブメント」がやりやすいです。
ベリーダンス用語で言うなら、「ステップ、ターン、シミー」くらいのパーツですね。
過去踊った作品でも良いですし、動画で見た素敵な腕の動きでも良いです。
ただし、あくまでも「参考パーツ」なので完コピはやめましょう。
どんなダンサーさんも、苦労して考えては組み立てて、また壊して創り直した大切な作品です。
パーツとして集めたものはーーー>
- 体の向き
- パーツの順番
- 動くタイミングだったり
- 参考パーツとパーツの間に何かを入れる
。。こんな風に工夫して取り入れましょう。そのままそっくり使用するのはやめた方が良いと思います。
せっかくの自分だけのオリジナル振付ですしね。
集めたものをパズルのように当てはめて、自分流に少しずつ創り変えていきましょう。
「パーツの当てはめ方」
- 冒頭は控えめな動き
- サビは大きな動きを
- サビが2回以上あれば、同じ動きを使って印象を深める
- メロディーが複数あれば、それぞれ別の動きにしてみる
- お気に入りのポーズはいくつかにちりばめてみる
- 全く曲調の違う振付からの参考の場合は上半身だけ、下半身だけ取り入れてみる
ここからはパフォーマンスとして
- 小道具を使用するなら、使用するタイミングや手放すタイミングも考える
- 客席の間で踊れそうなら、間奏部分など決めたところだけ降りてみる
- 明るい曲で、笑顔なし?表情も振付の一つとして取り込んでみる
書けばまだまだ出てきますが、振付を初めて創る方や苦手な方はまずはこれくらいを意識してみてはどうでしょうか?これだけでも振付に変化が出てきて楽しいです。
時々、衣装を着て練習するのも大切です。振付を作ったのに、このスカートじゃ膝がつけない!!なんてことはよくありますので衣装に合った動きであることも大切です。衣装を着ると閃くこともありますしね。
さらほうじゅのオーダーメイド振付では、今までご紹介した内容に沿ってオーダーした方の希望やレベルに合わせて柔軟にお応えしています。振付としてお渡しするのはあっという間に終わってしまいますが、ただ動きだけをみながら踊っているだけでは身につきません。振付の内容がちょっと苦手でも、クリアできるように練習ドリルもご提案していますので楽しみながら振付を自分のものにできます。
踊りは人生を豊かにしてくれます。
自分のための時間を踊りに使いませんか❤️