振付のつくりかた4
【曲をよく聴く】
文字通り本当によく聴く、です。
メロディー、ベースの音、カウント、サビの部分、、等を覚えられるくらいよく聴きます。
そして曲を理解します。
これが意外と難しい。
よくある8カウントの曲なら理解しやすいですが、2、3、5、7、8、9、、、拍子もあれば変拍子もあったりと色々な曲があります。そうではない曲を選ぶのが手軽であっても、好きな曲がたまたま変拍子だったなんてこともあったりもしますしね。
わかりやすい曲でも、音楽をじっくりと聴くということがない人にとってはカウントって何?拍子って何?なのではないかと思います。そんな時は時間毎に、ここはメロディー、サビ、間奏部分と書くとわかりやすいです。
視覚化することで曲の形態が理解できますし、練習もしやすくなります。
例
0:00 前奏
0:30 メロディー1
0:50 サビ
1:00 メロディー2
カウントがわかる人は、ここにカウントを書き込んでも良いですよね。よりわかりやすいです。踊りの記録用として、自分の脳内やビデオだけでなく手書きのノートをつけることをお勧めします。
さらほうじゅのダンサーたちには、必ずレッスン時にノートを用意してもらいます。ちょっとしたコツやレッスンで教えている大切なことを伝えています。ちなみにノートを取るときは行間を多めに。ここに色々書き込んで、後で見たらぐちゃぐちゃで何これ?ってなりますので笑
習ったことを48時間以内にメモして実践することで、忘れにくくなると教わってから必ずつけるようにしています。(実際忘れない!!)
先ほどのリズムの話に戻ります。
民族舞踊に触れるとよくわかるかと思いますが、地方独特の拍子やリズムがあります。
リズムや動きはセットになっていることも多いので、そのまま振付の一部として利用しても良いと思います。知らない人も最初わけが分からなくてもずっと聞いているとだんだんと理解できてきますので、最初の時点で諦めないように。
踊りたい曲の流れ(ルール)が掴めれば、あとはそこに動きを当てはめていくだけ!
次回で振付のつくりかたはおしまいです。